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2013年12月27日金曜日

平成25年度 大学院修士演奏〜舞台芸術専攻〜(1月25日)

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平成25(2013)年度 沖縄県立芸術大学 大学院音楽芸術研究科
修士演奏〜舞台芸術専攻〜

日程
平成26(2014)年1月25日(土)15:30開場 16:00開演
  1. 16:00〜 前田 博美(歌三線/琉球古典音楽専修)
  2. 18:00〜 福島 千枝子(組踊/琉球舞踊組踊専修)
  3. 20:00〜 大濵 麻未(歌三線/琉球古典音楽専修)
会場
沖縄県立芸術大学奏楽堂ホール
入場料
無料
歌三線 前田 博美
演目・演奏
  1. 古典音楽独唱
    十七八節、本花風節
    歌三線:前田 博美(野村流)
  2. 琉球古典音楽と沖永良部民謡の比較演奏
    琉球古典音楽池当節
    沖永良部民謡 イチキャ節
    ニゾサイ(イチキャ節の類似歌、前田 綾子伝承)
    歌三線:前田 博美
  3. 沖永良部島にちなんだ琉球古典音楽と創作舞踊
    題:若夏の百合
    使用曲:《池当節》《永良部節》《浮島節》
    歌三線:前田 博美
    箏:宮城 紫乃
    笛:新垣 俊道
    胡弓:森田夏子
    振付:知花 小百合
    踊り:知花 小百合
副論文概要
「琉球古典音楽《池当節》と沖永良部民謡《イチキャ節》の比較」

沖永良部民謡《イチキャ節》は、琉球古典音楽《池当節》と異名同曲だと考えられてきた。
今回、音楽、歌詞の面から比較を行い、種々の沖永良部民謡との関係を明らかにした。
修士演奏では、琉球古典音楽《池当節》に加え、沖永良部島でもっとも歌われ、技巧的になった《イチキャ節》、旋律が古風を残している前田 綾子伝承の歌を歌い、比較演奏を試みる。

組踊 福島 千枝子
演目・演奏
  1. 舞踊
    女特牛節
    踊り:福島 千枝子
  2. 組踊
    「執心鐘入」
    【配役】
    宿の女:福島 千枝子
    中城若松:謝名堂 奈津
    座主:石川 直也
    小僧1:新垣 悟
    小僧2:玉城 匠
    小僧3:波平 愛
    後見:山里 静香
    【地謡】
    歌三線:與那國 太介 横目 大哉
    箏:糸数 成美
    笛:平良 大
    胡弓:又吉 恭平
    太鼓:横目 大通
演奏試論概要
「組踊『執心鐘入』鬼女について」

組踊「執心鐘入」の宿の女は、若松への執着から鬼と化す。
座主たちの唱える祈りによって、鬼女となった娘は退けられたのではなく、成仏したのであると考える。
台本を読み直し、お経が持つ本来の役割について考察する。結末を検討することで、作品全体を再認識する。

歌三線 大濵 麻未
演目・演奏
  1. 古典音楽独唱
    昔蝶節、あがさ節
    歌三線:大濵 麻未(野村流)
  2. 琉琉球古典舞踊
    伊野波節
    【地謡】
    歌三線:大濵 麻未
    箏:外間 環
    笛:大木 嘉野
    胡弓:市成 洋子
    舞踊:具志 幸大
副論文概要
「琉球古典音楽・昔節の『チラシ』について」

琉球古典音楽は端節、昔節、二揚節等に分類することができる。
その中で、昔節には「チラシ」と呼ばれる短い曲が歌われる。
ところで、このチラシはいつ頃から歌われてきたのだろうか、なぜこのような曲の組合せなのであろうか。
本研究にあたりチラシの語源や意味、本節との関連性を考察してみた。
研究方法として、文献や新聞資料からチラシに関する記述を収集し、そして聞き書きを行った。

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