平成25(2013)年度 沖縄県立芸術大学 大学院音楽芸術研究科
修士演奏〜舞台芸術専攻〜
- 日程
- 平成26(2014)年1月25日(土)15:30開場 16:00開演
- 会場
- 沖縄県立芸術大学奏楽堂ホール
- 入場料
- 無料
歌三線 前田 博美
演目・演奏
- 古典音楽独唱
- 十七八節、本花風節
- 歌三線:前田 博美(野村流)
- 琉球古典音楽と沖永良部民謡の比較演奏
- 琉球古典音楽池当節
- 沖永良部民謡 イチキャ節
ニゾサイ(イチキャ節の類似歌、前田 綾子伝承) - 歌三線:前田 博美
- 沖永良部島にちなんだ琉球古典音楽と創作舞踊
- 題:若夏の百合
- 使用曲:《池当節》《永良部節》《浮島節》
- 歌三線:前田 博美
箏:宮城 紫乃
笛:新垣 俊道
胡弓:森田夏子
振付:知花 小百合
踊り:知花 小百合
副論文概要
- 「琉球古典音楽《池当節》と沖永良部民謡《イチキャ節》の比較」
-
沖永良部民謡《イチキャ節》は、琉球古典音楽《池当節》と異名同曲だと考えられてきた。
今回、音楽、歌詞の面から比較を行い、種々の沖永良部民謡との関係を明らかにした。
修士演奏では、琉球古典音楽《池当節》に加え、沖永良部島でもっとも歌われ、技巧的になった《イチキャ節》、旋律が古風を残している前田 綾子伝承の歌を歌い、比較演奏を試みる。
組踊 福島 千枝子
演目・演奏
- 舞踊
- 女特牛節
- 踊り:福島 千枝子
- 組踊
- 「執心鐘入」
- 【配役】
宿の女:福島 千枝子
中城若松:謝名堂 奈津
座主:石川 直也
小僧1:新垣 悟
小僧2:玉城 匠
小僧3:波平 愛
後見:山里 静香
【地謡】
歌三線:與那國 太介 横目 大哉
箏:糸数 成美
笛:平良 大
胡弓:又吉 恭平
太鼓:横目 大通
演奏試論概要
- 「組踊『執心鐘入』鬼女について」
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組踊「執心鐘入」の宿の女は、若松への執着から鬼と化す。
座主たちの唱える祈りによって、鬼女となった娘は退けられたのではなく、成仏したのであると考える。
台本を読み直し、お経が持つ本来の役割について考察する。結末を検討することで、作品全体を再認識する。
歌三線 大濵 麻未
演目・演奏
- 古典音楽独唱
- 昔蝶節、あがさ節
- 歌三線:大濵 麻未(野村流)
- 琉琉球古典舞踊
- 伊野波節
- 【地謡】
歌三線:大濵 麻未
箏:外間 環
笛:大木 嘉野
胡弓:市成 洋子
舞踊:具志 幸大
副論文概要
- 「琉球古典音楽・昔節の『チラシ』について」
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琉球古典音楽は端節、昔節、二揚節等に分類することができる。
その中で、昔節には「チラシ」と呼ばれる短い曲が歌われる。
ところで、このチラシはいつ頃から歌われてきたのだろうか、なぜこのような曲の組合せなのであろうか。
本研究にあたりチラシの語源や意味、本節との関連性を考察してみた。
研究方法として、文献や新聞資料からチラシに関する記述を収集し、そして聞き書きを行った。
- 未就学児の入場はご遠慮ください
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