沖縄県立芸術大学

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2016年1月27日水曜日

平成27年度 大学院修士演奏 ―声楽専修―(1月28日・2月3日)

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平成27(2015)年度 沖縄県立芸術大学 大学院音楽芸術研究科
修士演奏 ―演奏芸術専攻声楽専修―


日程
平成28(2016)年1月28日(木)17:30開場 18:00開演
  1. 中城 愛香(ソプラノ)
平成28(2016)年2月3日(水)14:30開場 15:00開演
  1. 田港 光(テノール)
会場
沖縄県立芸術大学奏楽堂ホール
入場料
無料

ソプラノ 中城 愛香
演目・演奏
  1. J.P.ラモー
    トラジェディ・リリック《イポリートとアリシー》より
    〈恋する鶯、わたしたちの声に答えて〉
  2. W.A.モーツァルト
    〈アリエット〉K.307
  3. C.グノー
    〈朝の女王〉
  4. G.フォーレ
    《ヴェネチアの五つの歌》Op.58より第1曲〈マンドリン〉
  5. R.アーン
    《灰色の歌》より第5曲〈恍惚の時〉
  6. C.ドビュッシー
    《ヴァニエ歌曲集》より
    • 〈パントマイム〉
    • 〈ひそやかに〉
    • 〈マンドリン〉
    • 〈月あかり〉
    • 〈操り人形〉
    • 〈死後の艶姿〉
    • 〈ロマンス〉言いようもない静寂
    • 〈音楽〉
    • 〈感傷的な風景〉
    • 〈ロマンス〉春が来た
    • 〈アリエルのロマンス〉
    • 〈未練〉
伴奏・出演
ピアノ
東江 貴子(非常勤講師)
フルート
森根 綾音(第1曲目)(本学3年)
副論文概要
タイトル:『ヴァニエ歌曲集』の作品世界についての解釈

ドビュッシー作曲の『ヴァニエ歌曲集』は、ヴァニエ夫人へ献呈された歌曲集である。従来の見解では、一つのまとまった歌曲集として扱われることは殆どなかった。本研究は、『ヴァニエ歌曲集』を一つのまとまった作品として考え、原詩の形式、意味内容及び原詩と歌詞の比較、歌詞と楽曲の相関からこの歌曲集が一つのコンセプトを持った歌曲集であることを検証する。


テノール 田港 光
演目・演奏
G.ドニゼッティ
オペラ《愛の妙薬》より
第1幕第1場
アリア〈なんと美しく、なんと可愛いのだろう!〉
第1幕第3場
レチタティーヴォ〈アディーナよ、一言だけ言わせておくれ〉
2重唱〈人の心をくすぐるそよ風に、聞いてご覧なさい〉
第1幕第6場
レチタティーヴォ〈勇気を出せ!天の神様がきっと助けてくれる〉
2重唱〈つまり...素晴らしい妙薬のことなのですが...〉
第1幕第7場
レチタティーヴォ〈愛しい妙薬よ!お前は私のものだ!〉
第1幕第8場
レチタティーヴォ〈あのお馬鹿さんは誰だろう?〉
2重唱〈ララ、ララ、ラレラ!〉
2重唱〈喜んでいられるのも今だけだ!この野蛮な女め!〉
第2幕第2場
レチタティーヴォ〈結婚パーティは非常に楽しいものだ〉
第2幕第3場
レチタティーヴォ〈女とは実に風変わりな生き物だな〉
2重唱〈20スクード!〉
第2幕第8場
アリア〈人知れぬ涙〉
レチタティーヴォ〈あ、彼女だ!〉
第2幕第9場
レチタティーヴォ〈ネモリーノ!...何をしているの?〉
アリア、2重唱〈契約書を受け取りなさい。あなたは自由よ〉
第2幕第10場
レチタティーヴォ〈止まれ...前を向いて!〉
フィナーレ〈この薬はあらゆる欠陥も直してしまう魔法さ〉
伴奏・出演
ネモリーノ
田港 光
アディーナ
宮城 美幸(演奏員)
ドゥルカマーラ
前川 佳央(演奏員)
ベルコーレ
西條 智之(専任助手)
指揮
佐久間 龍也(教授)
ピアノ
平良 明子(非常勤講師)
パーカッション
佐枝 諒一(本学4年)
副論文概要
タイトル:ドニゼッティのオペラ《愛の妙薬》におけるネモリーノ役の歌唱表現に関する一考察

《愛の妙薬》はドニゼッティによって1832年に初演されたロマン派を代表するオペラ作品であり現代に至るまでたくさんの人々に親しまれ続けている。

本研究の第1章では《愛の妙薬》が放つ魅力性について、当時の時代背景と聴衆が求めていたニーズに対してこのオペラがどのような立場にあったのかを検証する。第2章ではネモリーノ役が登場する重唱の場面の歌詞、和声、音型を分析することにより、演奏するにあたってどのような歌唱表現および演技構成が効果的であるかについて考察していきたい。


  • 未就学児の入場はご遠慮ください
  • 駐車場がございませんので、公共の交通機関をご利用の上ご来場ください
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